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丹内さんと千晴

 オレは咄嗟にこう紡ごうとした。うん、めちゃくちゃ美味い。でも出てきたのは酒と煙草で焼けた息だけで、やっと頷くオレのことを、ただ丹内は見ていた。
 微笑んでいたのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。顔を見る前に頭をぐしゃぐしゃに撫でられたから、それはもう、確かめようがなかった。

丹内さんのところはあみださんに描いていただきました♥♥