タグ: 打水沙夜子2 / 5 ページ
図ったように鼻歌が止んで、三人はまた窓の外を見た。
冬の東京は、なおもスピードを増すように、いまだ街灯りを受けて輝いている。
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「――わたしは絶対幸せになるんです。わたしの愛する人が、わたしの愛した人たちが、わたしの幸せを祈ってくれたこの場所で」
小さく、小さく。祈るようにつぶやいた。誰にも聞こえずに雪の中に消えていった、その音波は、けれど確かに存在したって、今わたしが。わたしだけがそれを、証明してあげられる。
1:銅座くんの親2:打水の親3:真壁の親4:正令奈の親
確かいつものじゃないパソコンで塗ったから色がちょっとへん
ぎこ同が記憶失くして倒れてるところからスタートなので、せ…