1019年2月のおはなし

 

天道「つっ…かれたー!!」
北斗「おい天道、まだ終わってないぞ訓練は」
天道「じいちゃんはちょっと厳しすぎるよーー!!!」

北斗「じいちゃんか」
天道「? どしたん?」
北斗「いや ついこの間突然こんな戦いが始まったかと思ったら
もう孫がいるんだものな」

北斗「…でもまあ このご時世で孫の顔が見れるだけ
むしろ俺は親父より幸福なのかもしれん」

天道「???」

北斗「天道 お前の使命はなんだと思う」
天道「しめー?うーん…わかんねーけど
かーちゃんやねーちゃん達を守ったり
京の都をにぎやかな町に戻すこととか?
おれ 京の英雄になりたい!」
北斗「なんだ よくわかってるじゃないか」

北斗「決まりだな。俺の娘達を頼むぞ、英雄」

天道「じいちゃんが自分で守るんじゃだめなのか?」

北斗「お前がいるだろう」

北斗「俺はお前達が悲しまずに俺の屍を越えさえしてくれれば それでいいよ」

天道「…じーちゃん…」

天道「…しかばねって何?」
北斗「…お前は戦もいいが少し日本語の勉強をしような」