お~~~ん!!大変遅くなりました!今回は朧&燦について語りたいと思います
いや…エンドカード描くのが面倒すぎて後回しにしてました…ごめんね
とはいえ語りたいことが無いわけでは全くもってございません!
基本情報
職業 | 薙刀士 |
時期 | 1029年3月〜 |
享年 | - |
親 | ゆうべ×日光天トキ |
素質点 | 41414 |
愛用武器 | 草薙ノ鋒、走竜の薙刀 |
来訪コメント | - |
日課 | 昼寝 |
遺言 | - |
仲家最強の素質を持つ才児であり、沈以来久々に薙刀士に就いた男。薙刀士の奥義を全て創作(大旋風、鏡返し、双光斬、猛毒刃)した。その強さのせいか、大抵のものを退屈に感じており、この戦いもどこか冷めた目線で見ている節がある。 燦のことはからかい甲斐のある面白いやつとして扱っており、よくちょっかいをかけては激怒させている。 朱点童子・太照天昼子を打倒し、悲願達成。 |
職業 | 壊し屋 |
時期 | 1029年4月〜 |
享年 | - |
親 | 日差×桃果仙 |
素質点 | 29102 |
愛用武器 | 天ノ羽槌 |
来訪コメント | - |
好物 | イカ素麺 |
遺言 | - |
仲家最後に生誕した子供。勝気で負けず嫌いな性格で、よく朧にからかわれては激怒している。頭に血が上りやすい。 どちらかというと真面目で好奇心が非常に強く、常に動いていないと落ち着かない性分。きびきびしておりせっかち。 朧のことは、自分より圧倒的な才能を持つ天才であることを鼻にかけてくる存在として少々鼻につく点も多いものの、おおむね言い合いのしあえるライバルとして扱っており、仲は悪くない。 朱点童子・太照天昼子を打倒し、悲願達成。 |
朧の(飽きちまったという予定遺言も含んだ)プロフィールの完成度の高さに反して燦の「好物:イカ素麺」がなんかじわじわきますね。好きなんだ…
最終ペアですんで、日差&ゆうべの交神前なんかはもっとドラマチックで劇的な展開とかあるのかな~って思っていたんですが、全然そんなことなかったな。
終わってみれば…朧って単体だとすごい存在なんですけど、燦とセットにするとめちゃくちゃ普通の人になりますよね。普通のやりとりするコンビ。
最終兵器朧
素質点4万の世界はすごい。私はお前の弱点が知りたかったよ。
強いて言えば技火と心火がちょっと苦手なぐらいだったと思います。心火が低いのが朧のものぐさ天才感に拍車をかけていてなお良かったですね。来訪した時点でもうキャラが完成してた。
朧に対して悔やむ点があるとすれば、やはりゆうべへの鏡戦法が主なものとなっていたがために、朧本人の性能をあまり活かしきれなかったところなんですが…朧自体はそんなん全然気にしてないだろうな。さっさと目の前の戦いが終わればいーやとしか思ってなさそう。
戦いに対する恐怖も抱いたことないのかなー。でも、燦とやりとりしているときの普通の人っぽさを見る限り、初陣の頃は緊張してたりもしたのかもしれないな。
いくら屋敷の中で特訓したって、実戦に出てみたら自分の力がどこまで通用するかなんてまったくわからないじゃないですか。だから朧ももしかしたらそんなふうに戦いに恐怖や緊張を覚える、可愛らしい時代もあったのかもしれない。
でもちょっと戦ってみて「俺強くない?」と思ってしまってからは…もう…
戦以外のあらゆる方面に関してもめちゃくちゃ器用そう。
賢いだろうから学を要する場面でも苦もなくこなしそうだし、手先も器用そうだし。やれって言われたら大抵のことはこなせそう。
でも、エピローグ漫画でも描いたように…朧は多芸すぎるがゆえに人生を退屈に思っていた人でもあり。多分、日差世代の中で、一番悲願に興味がなかった人でしょう。寿命も二年あれば十分すぎるくらいって思ってただろうし。
正直言って、呪いが解けたあともその考えが簡単に変わるとは私には思えません。日々を退屈だ~って言いながら生きていくんだろうと思います…当分は。
相方・燦
燦も素質点的な意味では十分強いんですけど、さすがにあの盤面まで来るとちょっと「人間離れした感じ」は出しづらかったですね…笑 ゆうべとかもそうだけど。
燦はめちゃくちゃ普通の子でしたね。常識人で、ちょっと短気で負けず嫌いなだけの普通の女の子。
でもゆうべみたいな臆病さは燦にはなかったんだよなあ。ゆうべって多分勇気を「振り絞って」戦ってた人なんですけど(予定遺言でも言ってましたね)、燦はそんなことわざわざしなくとも勝手に勇気が湧き上がってくるタイプなんだと思う。ひとえに負けず嫌いだから…笑 目の前の困難に崩折れる自分というのがもうほんっとうにシャクなんだろう…。
ただ、その負けず嫌いな一面こそが朧といい関係を保っていたんだよな。
朧って人のこと大体見下してるので、当然燦に対する扱いは良くありませんでした。言うても進言とかでしょっちゅう燦のこと気遣ってたんですけど、あれは多分気遣ってたのではなくて、煽りだから…笑
お前弱いんだから下がってれば~?帰って俺たちの無事を祈ってれば~?って感じで接するのが朧のデフォルトだったと思うんですけど、燦ってそれに対してキレるだけじゃなく、引かないし、さらに言うとそれによって朧のことを嫌いになることもなかったんですよね。
朧にしちゃ、ちょっと意外だったのではないかな。そらそうだよね、馬鹿にしてるのに普通に話しかけてくるもん。多分、悲願達成のために戦ってた時期も、燦は喧嘩した数時間後にふっつーに朧に話しかけてはご飯分けたりとか外にホタルがいたから見に行こうとか、そういうやりとりしてたと思う…。描けばよかったな。当時は日差とゆうべにリソース割いてたからあんまり思いつかなかった。
そんな感じで、燦って朧がどんなふうに言っても自分を曲げないし卑屈にもならないので、朧もだんだん「見下す」っていうのから「おもしれー女」にシフトしてったんだろうな…。朧キングダム
馬鹿にするような態度も、だんだん「燦ならこういうふうに言い返して、きっと怒ってくれるだろう」っていう、或る種信頼に寄っていったのかも。
朧って多分、燦と仲良くなる気は当初はまったくなかっただろうから。そういうの興味なさそうだし。
なんで嫌いにならんかったの?
っていう疑問も今くだまいてて湧きましたが、きっと燦にとって朧はヤなやつではなく「ライバル」だったんですよね。これだ!
朧になんか言われるたびに闘志湧いてたんでしょうね。なんてファイティングガールなんだ。
ただ、ライバルだから仲良くなんかしない!っていうふうにならないのも燦のすごいところで…多分燦本人に聞いたら「家族だから当然でしょ?」ってイカ素麺食いながらガチ不思議そうな顔して返してくるんだろうな。お前はそういう女。
朧のことが大好きなわけではないでしょうけど、認められた暁にはいつか朧に背中を任せられるような存在になりたいとさえ思ってそうだ。燦…すごく…根が明るい子だ~~~~~~~~!
今はまだ朧も燦を馬鹿にしてる時期なのでしょうけど、絶対この先、逆転してタジタジになると思うよ…。笑
燦が「見なさい、あんたに追いつくって言ったでしょ」って高笑いして、「まじか…」ってなる朧、見たくない?見たいじゃん
もっと活躍が見たかった
いやホンマにこれ~~~~~~~~~~~~~
染井のときはあまり掘り下げというのもしてなかったですし、四切は生存一族全員朱点メンバーだったし、天ノ川はコスモと叢雲のその後の人生を考えられたことでだいぶ満足しているフシがあるんですが…
朧と燦…もっと見たかったな~~~~~~~~~~~
なんでよりこう感じるのかって、それはもう朧と燦が喧嘩するペアだからですよね 今までいそうで全然いなかったんですよ、そういうペア…(月と太陽は一応そうだけど、あの人達双子だからまた趣が全然違う…)
オタクは皆そう考えてると思うんですが(クソデカ主語)、喧嘩するコンビってアツいじゃないですか。そりが合わないように見えて、世界で一番認めている存在は互いだったり…とか、言い争ってたかと思いきや息を合わせて戦ったりとかさ~。そういうロマンがすごく詰まってる関係性じゃないですか!
朧と燦ってものすごくそういう可能性に溢れてるんですよね。だからもっと見たかった。
この二人が主体の朱点戦だと、もっと…日差とゆうべ以上にアツい感じになってたと思うんですよね。私はそれにすごく未練があって…
ただ、朧と燦が主体ということは、その時きっと日差とゆうべは死んでしまっているわけで…それはちょっと悲しいし、それに日差とゆうべのオチはすごく”仲一族”らしいものだったので、もちろん満足しているんですけどね。
ただまあ、そういう二人だからこそ、解呪後の妄想めちゃくちゃ捗るんですよね。
いろいろ考えたんですけど、一番しっくりくるのはやっぱ京を出る展開かなあ。燦、ひとどころにじっとしてられないタイプだと思うし、それにエピローグであんなこと言った手前、朧をただ京でのんべんだらりと泳がせてるのも嫌で。キョン!旅に出るわよ!みたいなノリで首根っこ引きずって旅に出てしまいそうだ。
それいいな。動揺してキレる朧に対して、日差とゆうべは「いつかこんな日が来ると思ってた」って顔して笑って、帰ってきたくなったらいつでも来いよ、って送り出してくれるの。
いつもぎゃあぎゃあやっていた二人がいなくなって、きっとその頃にはイツ花もいないから「ふたりっきりだと寂しいな」ってなって…そんで、ゆうべは道場みたいなのを開いて、日差は日差で芸の方に尽力して。お昼はそれぞれそうやって過ごして、夜は二人で食卓を囲むんだ。
一方で朧と燦は、旅の仕方なんかわからないから、時々金銭をパクられて野宿を強いられたりしてね。笑 おめーのせいだ、あんたのせいよ、ってまた言い争って、し疲れて爆睡して…。朝になったら「喧嘩したおかげでよく眠れた」なんて軽口を叩くんだけど、朝ごはんが無いことに対してまた喧嘩をするんだよね。
ああ~~~捗る~~~~~妄想が捗ってしまう~~~~
未来の話を永久に描き続けられるのは、やっぱり朧と燦のそういう”可能性”のでかさにあるのかもしれないですね。喧嘩するペアは良いものだ…
終わりに
断髪後の朧が黄川人にちょっと似てるんですよ。
いいよね。最強の存在である朧がラスボスである黄川人に近くて、でもその人生の過程はぜんっぜん黄川人とは違うの。
朧、きっと退屈だ退屈だって口では言いながら、その端は笑ってるようになるんだろうな…。燦とやりあうのが楽しくて…
お~~~ん(涙)