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コートさんのこと解釈腐女子みたいな扱いしたけど、それにしては攻めをすぐ変態化してそうな軽率さもめちゃめちゃ感じ取れて辛いな
#boyaki
受けのパンツ被ったり、受けが熱出したら「俺にうつせよ」って抱く攻めっぽそうだし、萌えて鼻血出す描写も頻繁に出るし、グラデ便箋とラミカだし、全部古いんだよな 辛いな
箸菜の遺言、いいよね…。箸菜にしては綺麗で穏やかだなって一瞬思うんだけど、彼女の辿ってきた道程を考えると必然の遺言というか、最後に出るのがこれってあたりに、コンプレックスや虚勢や過激さの奥にある彼女の本当の性質、人柄が出ているようで
#boyaki

箸菜のラスト出陣が九重楼の五郎ズの間っていう、どんな場所よりも天の川に近い場所なのもまたいいよね
箸菜って姫皿と囲椀に比べてめちゃめちゃ自由って表現をしたけど、本人の心風は別に全然高くないって言うのがめっちゃいい。箸菜にとっては全然特別なことじゃないんだそれは…

逆に心風めちゃ高かった囲椀は「自分の現実主義的性質」のせいで苦しかったんだろうな…みたいなのも感じて、よけい箸菜の自由さが際立つんだろうな そうおもったら、押したら全然囲椀と付き合えると思う いけよ…(?) #boyaki

多分囲椀は自由になりたい人だったんだと思うけど、箸菜の願いって全然そこにはなくて、むしろ自由とか不自由なんて考えたこともない人生だったんだろうなっていうのが、あの箸菜のありようと低い心風っていう要素の正体なんだろうな・・・は~
男18、染井有明しかいないかも…。槍使い

配色もめっちゃ好き 「苦手:夕焼け」で火目というのがすごく気に入ってて、彼の目が赤いのは夕焼けの色を写してるからなんだろなあと思ってる
この存在感あるカラーリングで彼は本当に貧弱な柔らか前衛だったんだけどそこもなんかすごく好きだった
全身真っ暗で目が夕焼けの色で貧弱で、なんか夕闇に消えてってしまいそうな人で、そこが好きだった そんな彼を繋ぎ止めてたのが従姉妹の千里だったんだろなって思ってる
嫁が紅子様なのもイイ

従姉妹の千里が水目なのも…イイ 有明が夕焼けなら、彼女は青空を見てる人なんだって勝手に思ってたな
#boyaki

有明…苦手かものとか、あっさりした遺言とかそのあたりから「たまたま立ち寄って、そして去っていっただけの人」というか、そんな感じの独特な死生観を持ってそう、みたいな感覚が当時から漠然とあったんだろうけど、当時はあらゆることが足りなくて汲みきれなかったの惜しかったなあって思う
真昼様と夜半のアツさって、真昼様は本気で夜半のことを信頼してるけど目的のためなら切り捨てることができる人で、そして夜半もまたそれをわかっていて切り捨てられることに同意できる人で、そのありかたこそが二人の絆のかたちなんだよなっていう
#boyaki

真昼様は厳しいけど、痛みの強さだって誰よりもわかってる人で、正義のために捨てなきゃいけないものの大きさや、捨てた後の苦しみも全部抱え込んで行こうとする優しい人でもあって

夜半はそれ全部知ってて、真昼様が持ってる痛みごとここに置いて行けって言える唯一の男だっていうのが
いいンゴね…
昼間の恐れなさってどっから来てるんだろう #boyaki

究極の達観な気もするんだけど、最期に見せた姿は未熟な若者らしさも感じさせる気がして
ただ確実に他と違うなって感じるのは、他の子なら「成長して変わりそう」なもんなのに、
昼間は「成長を経て、巡り巡って同じとこに帰ってきそう」に感じるとこかな…

昼間って「感覚で理屈をやってる人」だと思う
自分が大いなる流れの中の一部に過ぎないことを本能で理解してて、泰然自若としていられる人だと思うんだけど、
人や世界を識った結果感覚でやってた理屈の部分に意味と実感が伴ってただ持論が強固になるだけみたいな
そんな人な気がする
大事な人のために世界滅ぼせるの筆頭は仲ひなたすあんかな〜と思う #boyaki

ひなたすあんのすごいとこは、今まで世界のために戦ってたくせに、帳と天秤にかけられるとあっさり選択を覆すとこだと思う
あんなに見た目は「明るくて前向きな女の子像」やってる人なのに…

世界を慈しむ気持ちもないわけじゃないのに、どこかで軽視してるというか…執着の浅さ、世界への期待の薄さがより拍車をかけるんだろうな
箸菜の砕け方って難しいんだよな #boyaki

「彼女らしさ」のラインを文章表現するのがめっちゃむずい 実は豆本の説明文でも結構難儀したんだけど、「こういうタイプ」って定義づけするのがすごく難しいんだよな…箸菜は…。
姫皿や囲椀は「クソ真面目」とか「空気読む人」とかわかりやすい単語が当てはめられるんだけど 箸菜は難しい
ただ箸菜自身は複雑な人格の持ち主なのかっていうとまっっっったくそんなことはなくて むしろ超素直でシンプルな性格の人

オタクに優しいギャルみたいな気軽さは全然無いし、かといってじゃあ厳しいギャルかっていうとめっちゃ怖いわけでもないし、ポジティブかっていうとそうでもなくて、
なんというか、彼女は常にフラットなだけなんだ……。

若干のツンデレ、とか 悩みを持つ人とか 負けず嫌いとか、箸菜を構成する要素はいくつか思い浮かぶんだけど、それらが一番を占める構成要素かっていうと違くて、箸菜の一番の特徴ってそのフラットさだと思うから、でもそれを素直って形容してしまうとすぐ突っぱねる箸菜っぽい表現ではなくて…。

箸菜と錫胤って似てねぇ〜〜って思うけどその根っこのフラットさ、いつだって自分を絶対失わないとこが多分激似なんだろな

錫胤もちょっと似たとこやっぱあって、遺言の「生き急げ、一気に駆け抜けろ」もめちゃくちゃ錫胤っぽいんだけど、
全く相反する「これからはゆっくりできる」的な発言もやっぱり同時に錫胤っぽいしで、
その両面性を違和感なく保有してるところが親子なんかもな
桂と春日の可能性について掘っていくと、やがて「意外と桂って自信ないんスかね…?」という命題にぶち当たるんだけど、思えば桂も良夜編・帳編の因子色濃く引き継いでるはずで、根っこには「愛されなかった」があったりするのかもと思うと、そこもお前って思ったよりキュートやんな…ってなったりする

桂が悪ぶってることやプライド高く振る舞ってるその人格の要因を掘り下げていくと「たとえ愛されなくても一人で立っていられるような人間になりたい」って思想に行き着くと思うんだよ

桂って「他者への愛を求めて生きた結果失敗するような人種への嫌悪」がすごいキャラだと思うんだけども
それのモデルケースってやっぱ帳でありひなたで、彼らを反面教師にした結果できたのがあの桂像やと思うんだけども 同時に根っこに「愛し愛される人生への希求」もあったりするんだろうねって(だからこそ忌避してるというか…)
それらの内核が「善くない人である自分へのちょっとした嫌気」だったり、春日へのある種自己完結してしまってる想いだったり…っていう形で現れてる、他でもない桂の最大のコンプというか、弱みなんだろなぁって

だからあの時は時間が足りなくてあそこをゴールにするしかなかった二人の関係のさらなる延長線を妄想した時「桂って意外と自信ないんだ…」にぶちあたるんやろな

自信ないっていうのは違うか
作り上げてきた「悪く賢い自分像」には彼はきっと自負があるけど、その先にあるコンプまみれの自分はきっと好きじゃない、からこそいつだって本音を隠して遠回しにして至られることを避けてるんだろうな

でも春日って至っちゃうから…
#boyaki
朔夜と小夜の描写ほぼしなかったけど、仲良かっただろうな なんなら朔夜ってめちゃ小夜のこと尊敬してたと思う 小夜みたいな優しくて、人を思いやれる人になりたかったんじゃないかな…
#boyaki
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