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映画感想を載せる場所

2024年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

キャラクター

人間味あるキャラクターを生み出せず苦心している漫画家の卵の主人公。
ある日彼は偶然殺人事件現場に遭遇し、そこで犯人の顔を目撃する。
犯人の姿をもとに漫画を生み出した主人公は人気漫画家となるが、それを機に、彼は危険な事態に巻き込まれていく…

面白かった~~~~!!!!!私の視聴履歴を参照したネトフリがあまりに執拗におすすめ欄に表示してくるからどれと思って鑑賞したんだけど、良かった…。やるじゃん、ネトフリ
#suspense #thriller

筋書きの面白さもさることながら、「漫画家の苦悩」にもしっかり焦点を合わせていて、創作オタクやってると時々いい意味で耳が痛くなる。
なんと殺人鬼役をセカオワのFukaseが演じてるんだけどこれもなかなかどうしてハマってるんだよね。
まさかの人物の退場やどんでん返しなど、予測もつかない展開にはハラハラさせられっぱなし!スゲー良かった。
掛け値なしに、この手の邦画だとトップクラスに面白いんでは?

1点だけ、ラストの犯人の動機や謎だけちょっと投げっぱなしのまま終わっちゃった感があって残念だったんだけど、まあテーマを考えればまったくチンプンカンプンのまま終わってしまってるわけでもないと感じる。

要は犯人の両角は戸籍も持たない、「誰でもない存在」であったからこそ、主人公によって「ダガー」という人格(キャラクター)を定義されたことが嬉しかったんだろう。
けど逮捕されて何もかも終わってしまったことで再び彼は己のキャラを失ってしまう。

最後の演出は「ダガーというキャラを受け継いだ主人公が犯行をたくらむ音」だという考察も見たけど、その考え方は私はちょっとな…。
だって主人公がキャラクターを継承する意味ないやん。主人公には主人公という名の「キャラ」があるんだから。

(追記)
って、観てすぐの時は思ったんだけど、沖田遊戯のキャラクター感想動画観て考えちょっと変わったかも…。
「すべての人は何かに影響されていて、己の確固たるキャラクターなんてものは存在しない」…なるほどなぁ~~~!!!!!

この理屈でいうと主人公がダガーになっちゃうっていうのもわかるかも。両角に影響されたってことか。
さすが沖田遊戯、映画にあまりに詳しいっ…!畳む


とにかく面白かった作品であることに変わりはない。楽しかった~~!!
雪山の絆

アンデス山脈の奥深く、人里離れた山地に飛行機が墜落
過酷なサバイバルに直面した生存者たちは、生きて家族のもとに帰るため、極限の試練を生き延びる。

実際に起きた飛行機墜落事故を描いた作品。
ドキュメンタリーとしての色がかなり強くて、脚色なしに事故に真正面から向き合っている。 #drama #survival

非常に申し訳ないんだけど、私はかなり…かなり退屈に感じてしまった…。
自然の、人間が太刀打ちすることなんて敵わない圧倒的で雄大な恐怖も良く描けていると思うし、「この映画はこれが正解」だと思うんだけれど、あまりに映画的な見せ場を作ることを捨てすぎている
センセーショナルで心を掴まれるのは実際に飛行機が墜落する序盤のシーンだけで、残りは全部雪山でのサバイバルに苦しむ人の綿密で静かな描写。
進みも戻れもしない、長い長い膠着。ゆっくりと脱落していく人々。
それが2時間半もあるものだから、イヤ~~~~~…ちょっと飽きちゃった……。

ただ上述したようにこの映画は「そういうふう」に作ってある。リアリティを追求していて、この物語は決してフィクションじゃないっていうことを強調しているから、マジでこれが正解なんだと思う。
決してつまらない映画ではない…と思う。これが実話なんだって思うとガチで震えるし。
びっくりするほどの長尺も、そもそもこの事故が72日間も人食に手を染めてまで生き延びた人たちの物語ってことを踏まえると、必要な時間だったと思うし。

けど「映画的な面白さ」を期待してはいけない。壮大な再現ドキュメンタリーだと思って鑑賞するべきだと思った。

2023年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

エクストリーム・ジョブ

韓国。犯罪組織の麻薬密輸情報を入手した麻薬取締班の主人公たちは、潜伏操作のためにアジトの前にあるチキン屋を買い取ることに!
しかし意外な才能を秘めていた主人公たちの評判は瞬く間に広がり、チキン屋はまさかの大評判となってしまい…!?

麻薬捜査班がチキン屋を営業するというめっちゃオモロイあらすじのコメディ。
#comedy #action
私は普段絶対観ないジャンルのものだったんだけど、友人と一緒に鑑賞。

韓国はコメディ映画もできちゃうんだねえ!
アジア映画だからかギャグのノリが日本人の感性にも合ってシンプルに笑えた。これはアジア映画ならではの利点。
チキンもめちゃめちゃ美味そう。お肉食べたくなる。
欠点を挙げるとしたらもっとチキンパート欲しかった。後半は乱闘ドタバタアクションがメインになっていくので、もっとお店でのてんやわんやや美味そうなチキンが見たかったかな…。
乱闘部分はおそらく少林サッカーもパロっていて、全体的にくだらなくてとても良い。

2022年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ラ・ラ・ランド

女優を目指してオーディションに挑戦する日々を送る主人公。
一方、場末のバーでピアノを弾きながら、自分の店でジャズを演奏したいという夢を抱く男。
ひょんなことで出会った2人は恋に落ち、そして互いの抱く夢を追いかける

めちゃめちゃ評価されてる名作ミュージカル。超良かった…。
#musical #romance #drama
まずミュージカルパートの質があまりに高すぎる。ハイセンスなビジュアル、心が浮き立つ音楽の数々!
どのミュージカルシーンも必見なんだけど、中盤にある、カットなしの長回しで撮られたタップダンスシーンは見事のひとこと。

ストーリーもすごくいい。
一見ラブロマンス作品なんだけど、この映画のテーマは夢を追う人の物語
葛藤、諦め、切なさが美しいメロディとダンスの中にたっぷり盛り込まれている。
夢のために捨ててはいけないもの、捨てなければいけないもの
最終的にふたりは、恋と夢、どちらを取るかの決断を迫られる。

このほろ苦いラストも輝きをはなっている。
きっと「夢を追いかけたことのある人」になら、ラスト10分の「if」は響くと思う。
そしてもう1度この映画を鑑賞した時、冒頭の渋滞した高速道路で繰り広げられる歌の歌詞に共感するに違いない!
本当に観てよかった………。

2014年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

バイオハザード

人気ゲーム「バイオハザード」の実写映画化作品。
研究施設ハイブで目を覚ました記憶喪失の女・アリス。
ハイブに訪れた特殊部隊と施設を調査するにつれ、アリスは衝撃の記憶を取り戻していくことになる。

確か4くらいまで観た記憶あるけど、1がダントツに1番面白い。
#violence #action #horror
手に汗握るハラハラの展開、描かれるゾンビの恐怖、謎が明かされていく展開。
若き日のミラジョボビッチ可愛すぎるし、映画史に残るレーザーサイコロは必見!!

小学生の頃はじめてこの映画を観たんだけど、怖すぎて半年くらい布団から手足を出して眠れなくなった思い出があります。
改めて思うけど「T-ウィルス」と「アンブレラ」の設定はやっぱ魅力的だよね。ゲーム版バイオもすごく好きなんだけど、この映画版は原作とは全く違うキャラクターで展開していきながら、原作にある世界観をうまく活用してオリジナリティを出している。
3以降はほんとに面白くないので観なくていいシリーズだけど、この「1」と、あと「2」も観る価値はあるかな~。
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