movie memo

映画感想を載せる場所

ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル

ひょんなことから居残り掃除をさせられることになってしまった4人の高校生。
彼らは倉庫の中で「ジュマンジ」というカセットが入った古いレトロゲーム機を見つける。
お遊びで起動し、プレイヤーキャラクターを選択すると、4人は全員ゲーム機の中に吸い込まれてしまう。
ゲームの世界で目覚めた4人の姿は、選んだキャラクターのアバターに変化していて…!?

あの不朽の名作、ジュマンジの続編。 #action #kids #comedy
続編といってもすごく繋がってるわけではないので、これ単体でも見れる。前作のジュマンジを知ってるとちょっとニヤっとできたりする。

私は前作のジュマンジの方が圧倒的に好きだったのだけれど、この続編もなかなか面白かった!
前作のジュマンジはボードゲームで、サイコロの目にょって現実世界に様々な異常事態が発生するというストーリーだったのだけど、この「ウェルカムトゥジャングル」はその名の通りジャングルに異世界転生(?)。
ジュマンジの中の時空が歪んでいたり、ゲームをクリアできないと一生そこに閉じ込められてしまうというようなベースは共通なんだけど、舞台が現実世界とゲーム世界となのでそもそもシステムが全然違ってたりする。
あと前作のジュマンジは子供も大人も入り乱れてゲームに参加することになるけど、こちらの作品は全員同年代の子供が主人公だったり。

4人の高校生は、実際の自分にはないものを沢山持っているアバターを被って冒険することになる。
アレルギーだらけの病弱なギークはムキムキ軍曹になるし、セクシーだけどちょっと頭の弱い女の子は太っちょのおじさんになってしまう。
でも、そのアバターを介して動いているうちに、「現実の自分を演じているだけでは気付くことができなかった、自分自身の魅力や価値・可能性に気付いていく」という王道ながらもアツいストーリーで、ここがまずよかった。
会話も小気味よくてくだらなくて笑えるし、軽く観れてとても爽やかな読後感。よかったー

あと俳優さんってすげーなって思った。
太っちょのおじさんが本当にセクシーな女の子に見えるし、勉強ばかりのイモっぽい女の子は、セクシーな美女のアバターを被っててもあまりに振舞がイモすぎる
とても情けないドゥエイン・ジョンソンも楽しめる。
すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

ある日すみっコたちは、お気に入りの喫茶店の地下室で、古くなった不思議な絵本をみつける。
絵本に吸い込まれてしまうすみっコたち。 絵本の世界で出会ったのは正体不明のひとりぼっちのひよこ
新しい仲間のために、すみっコたちはひとはだ脱ぐことにする。

一時期大げさなオタク表現で話題になってたすみっコぐらし映画1作目。
#anime #fantasy #kids
圧倒的な優しさの中にある多少のほろ苦さ、すみっコたちがひよこに与えた長い旅路の意味。
たった65分の道程の中に「存在の許容」がたくさん詰まっていて、めちゃくちゃ泣いてしまった…。俺も、すみっコなんだ…

この映画はひよこだけじゃなくて観ている観客のことも、生きとし生ける全ての人を優しく許容している
たとえ影日向でも、太陽の中心にいなくても、ありのままそこにいるだけでいい、そういうメッセージ性が子供向けのガワの中にみっちり込められている。
65分しかないので、誰かに優しくなりたい時にぜひ。
ドラゴンクエスト ユア・ストーリー

ドラゴンクエストV 天空の花嫁」をベースにしたフル3DCGストーリー。
悪い意味で有名な作品。実際………すごかったな……。
#anime #kids #fantasy

ラスト直前までは真面目にドラクエ5を映画化しています。
CGのクオリティもめちゃめちゃ高いし、さすがに長いストーリーをちょっと端折ってTASにしてる感はあるんだけど、普通に楽しんでた。
私はドラクエ5を知らなかったので、親子3代にわたる壮大で魅力的なストーリーはとても興味深く感じたし、ファンが多いのもわかるなあと思いながら鑑賞…してた。
最後の数分までは…。

なんで…なんであんなことしちゃったんだろう!?どうして!?!?!?
ただ素直に映画化するだけでよかったのになんであんな改変入れた!?!?!?!?

その改変っていうのが、ネタバレになるから一応記載は避けるんだけど、単なる改変じゃなくてドラクエファンを否定しているともとれる最悪の改変なのがまずかった。
ドラクエファンがあれを喜ぶと思ってやったんだとしたら、申し訳ないけど監督は若干サイコだと言わざるを得ない…………かな……。
私は同監督の「ジュブナイル」が大好きなだけに、全力否定したくはないんだけど…。

「それ」を描きたいと思った気持ちと気概は評価したいんだけどね。でもドラクエで、というか原作つき作品でやるべきじゃなかったよ…。
名探偵ピカチュウ

主人公は不仲の父が亡くなったという知らせを受け、ポケモンと人間が共存する街・ライムシティを訪れる。
その探偵事務所にいたのはなぜか渋い声のピカチュウだった。

ポケモンの実写化映画!めっちゃよかった~~!!!!
静止画だとポケモンを実写に落とし込むことに対する不気味なビジュアルが若干取沙汰されがちなんだけど、動くとみんなめっちゃかわいい…!!!
ピカチュウはほんとにありえんくらい愛くるしい。この映画観たあとはピカチュウがオッサンの声じゃなきゃ嫌になるようになる。

話も普通に面白かった。単にポケモンの実写化なだけじゃなくてサスペンス要素も若干あるんだよね。
街で過ごしているポケモンたちの、よく描かれた生態表現には愛しか感じないし、すっごくいい映画!!
#comedy #kids
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

アメリカの田舎町。連続児童失踪事件で弟が犠牲になり、悲嘆に暮れる内気な少年の前に「それ」が表れる。
彼は同じく「それ」に怯える子供たちと共に立ち向かうことを決意する。

超有名キャラ「ペニーワイズ」が登場する作品であるIT。
ホラー映画として鑑賞し始めたんだけど、まさかのジュブナイルものであった…!面白かったなー!!
#horror #kids

序盤こそペニーワイズの恐ろしさを描いているんだけど、すぐに視点は「ルーザーズクラブ」と呼ばれる、いじめられっ子の子供たちの集まりに移っていく。
彼らはペニーワイズの登場をきっかけとして結成され、そしてそれに立ち向かっていくことになるのだけど、このルーザーズクラブの「恐怖を克服して打ち勝ち、成長する」というところが実はITのキモになっている。少年少女の成長物語なんだよね。
これは予想だにしていなかった切り口ではあったんだけど、このジュブナイル的な展開がまたよくできてるんだ!ルーザーズクラブカワイイ!!
ITはきっと位置づけとしても「子供向けホラー映画」なんだろうね。めっちゃよかったです。
パコと魔法の絵本

妙な人ばかりが集まるとある病院に入院している主人公。
嫌われ者の彼はある日、交通事故の後遺症で1日しか記憶が持たなくなってしまった少女パコと出会う。

とにかくファーストインプレッションのアクが強すぎる作品なんだけど、そこ乗り越えて視聴していくと普通に泣く
ファンシーさでごまかされてるけど、癖だらけで社会からちょっとはみ出してしまってる人物たちがやがて結託し、パコのために何かをなし得たいという一つの目標に向かっていく王道のストーリーは涙腺に来る。
見た目のアクに反してかなり心温まるファンタジー。
笑えるし、独特の世界観も最終的には愛せちゃう。

中島哲也監督は告白から入ったから知らなかったんだけど、芸風がマジで広いなぁ~…。
しかも渇き。と同じく役所広司とタッグを組んでる作品なんだけど、ここまでの幅の広さを見せつけられるとは…。

#comedy #fantasy #kids
クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

ギックリ腰で腰を痛めたひろしはマッサージも兼ねてエステの無料体験を受けることに。
しかしそのエステ体験の場で、体をロボットに改造されてしまい…!?

クレしんの中でも評価が高いロボとーちゃん。私は劇場でマジ泣きしました。
正直もうポスターのビジュアルで展開とか全部読めちゃう作品なんだけど、本当の意味での「予測可能回避不可能」が待ってる。わかってたことなのに、どうしても泣いちゃうよ…
しばらくきゃりーぱみゅぱみゅの声だけで泣くようになってしまった。傷つきすぎだろ
#anime #comedy #kids
チャーリーとチョコレート工場

世界中で大人気のチョコメーカー、ウィリー・ウォンカ。
彼のチョコレート工場を特別見学することを許された、選ばれた5人の子供たちは、ついに謎だらけの工場に足を運ぶ…

面白いねえ~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!
なんか地上波でやってることが多かったりして昔から何回か見る機会の多かった作品なんだけど、何回見ても面白い。
#comedy #musical #fantasy #kids

外観はとてもファンシーでポップで可愛らしさに満ち満ちてるのに、ヒネまくった展開がまたいいんだよね。
いわゆる「素直に生きていきましょう」的教訓話としての側面も一応備えてはいるんだけど、それにしても子供おびえさせすぎだろ!みたいな笑
もしこの作品を「キュートなファンタジー映画」だと思って視聴してない人がいるのなら、騙されたと思って見てほしい。マジでダークだから

曲がいいよね。オガスタス♪オガスタス♪おデブで意地悪い♪
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