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ミッシング・チャイルド・ビデオテープ

弟が自分と出かけた山で失踪するという過去を持つ主人公のもとに、ある日突然母から古いビデオテープが送られてくる。それは弟がいなくなる瞬間を映したビデオテープだった。
霊感を持つ同居人はそのテープに禍々しい雰囲気を感じ、深入りしないよう助言するが、主人公はずっと自分についてまわる忌まわしい過去を辿るべく動き出す。

#horror
全体的に惜しい作品だと思った。
ジャンプスケアや定番の演出に頼らない恐怖表現など、めちゃくちゃ光るところは沢山あって評価したいのに、いかんせん拭えない間延び感が邪魔をして高得点を出してあげられない映画って感じ…!

もともと短編映画として評価を得た作品を長編化したものと後々に知り「なるほどね」という感じ。
後半のギア上がってく展開は見どころ一杯でかなり高評価なんだけど、そこに至るまでがちょっとすぎるかな…さすがに…
画作りは綺麗なんだけどイマイチ主役たちの人間性が見えづらかったり、お部屋の生活感のなさも相俟ってキャラクターっぽすぎるのも減点ポイントかなあ~

考察しがいがあって、あの演出はなんだったのか、オチにはどんな意味があるのか…って盛り上がれるという点ではいい作品だと思う。怖すぎないのでホラー初心者にもおすすめできる!
演出面や映し方にはイシナガキクエ感を感じた。
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