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2017年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

美女と野獣

中世フランス。村いちの変わり者と言われていたベルは、迷い込んでしまった父を取り戻すため森の奥の城へと趣き、そこで恐ろしい風貌の野獣と出会う。
人を愛せない限り元の姿に戻ることができないという呪いをかけられた彼とベルは、徐々に心を通わせ、真実の愛を知っていくこととなる。

ディズニーの名作「美女と野獣」!
アニメ版がめちゃめちゃ好きで、日本語版も原語版も何度も観ていたヘビーオタクだったんだけど、このたびエマワトソンが主演で実写化するということでもうめっちゃ期待を持って鑑賞。実際超良かったです。
#musical #fantasy #romance

とにかくCGのクオリティがすごい。違和感はなく、愛嬌はたっぷりにある家具たち、ベルじゃん…てくらい再現度高いエマワトソン。野獣のオリ曲もあるしガストンはマジでいい声!
一点、中世フランスに黒人が堂々といたり、ル・フウがゲイであるという改変がなされている点だけはこのころのディズニーのポリコレ配慮闇時代の息吹を多少感じるんだけど、でもこの「美女と野獣」はポリコレ地獄時代の初期ころに作られた作品だったからそこまで鼻につくような感じは個人的にはなくて、良いバランスであると感じた。

「ひとりぼっちの晩餐会」はマジで絶対観るべき!!!!
あとセリーヌディオンの歌うエンディング曲がすごく好きで、じっとりと泣ける…。良い…。

2015年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ダンサー・イン・ザ・ダーク

息子と二人、貧しいながらも幸せで慎ましい生活を送る主婦。
彼女には市民ミュージカルで歌い踊るささやかな趣味があったが、それも目の病気によって徐々に奪われつつあった。
彼女の静かで優しい暮らしは、目の病気の進行とともにゆっくりと絶望に突き進んでいく。

「マジの鬱映画」。鬱映画として真っ先に名前が挙がるダンサーインザダーク。実際超きついし、本当にいいことがないし、暗いし重い。
けど、不思議な魅力を持っているのはその陰鬱な世界観と、それを彩る歌姫であり主演のビョークの歌とダンスだと思う。闇のミュージカル作品。
#musical #crime #drama

私は「嫌な気持ち」になるのが大好きなのでこの映画はとても好みでした。最悪のセールスの仕方
ビョークの歌だけじゃなくて、絵作りもまたいいんだよね。色合いというか…。ずっと膜が張ってるみたいな、そこから一生出られないみたいな…

「本当にいいことがない映画」とはよく言うんだけど、私には主人公が「自ら絶望に向かって突き進んでる」、もっというと悲劇の上でブレイクダンスしてるようにしか見えなかったので、悲劇のヒロインを演じ切ることに徹した彼女のラストの結末というのはむしろ痛快でさえあった。
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