movie memo

映画感想を載せる場所

2026年5月13日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

28日後…

わずか1滴の血液で感染し、人間の精神を破壊し凶暴化させる新種のウイルスが発生。
28日後、昏睡状態から目覚めた青年ジムは病院の集中治療室にいた。あまりの静けさに不安になって外に出ると、そこには荒廃し無人となったロンドンの街が。
襲いくる感染者から逃れるなかで生存者たちと出会ったジムは、彼らと行動をともにすることになるが……。

シリーズが気になってたので見てみた。
よくある王道ゾンビ映画だと思ってたんだけど、かなり独特…!
他にはない静かなエモさがあり、新鮮に観れた
ゾンビ映画にエモいって感情抱くことあるんだな~
#horror #survival

内容自体はパンデミックやゾンビの恐ろしさじゃなくて人間の方に焦点を当てたよくあるものなんだけど、
いまだに新鮮に感じる演出や美しさ、個性的なカメラワークがすごくこの映画を引き立たせている
人間が争い始める理由に「性欲」を掲げてるのも良かった。あんまり見ないかも
赤いドレスで仕立てられる女たち、ちょっと…さすがにエロかった…
なんていうか人間、人類そのものの滑稽な矮小さに思いを馳せてしまうね

面白かったかっていうと、退屈な場面も結構あったし「よくない邦画みたいだな」って部分も散見されたけど、
少なくとも新鮮なゾンビ映画って点ではかなり見てよかったかな。
ただシリーズ化されるほどの作品か?とはちょっと思ったかも 続編見れば考えも変わるのかもだが…

2026年5月10日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

E.T.

アメリカのある森に宇宙船が飛来し、1人の異星人が取り残されてしまう。
偶然異星人と出会い、家にかくまうことになった10歳の少年エリオット。兄と妹を巻き込み、E.T.と名づけた異星人と交流を深めていく。

見たことなかったので見てみました。かわいい~~~~~~~~
#SF #fantasy

E.T.の奇妙なビジュアルに最初はちょっとビビるんだけど、蓋を開けてみるとあまりにもド王道で心温まるファンタジー!
悪人っぽい悪人がいないのもステキです。
E.T.もどんどんキュートで愛らしく見えてきちゃうね
やっぱり当時の少年たちはチャリで空飛ぶ練習したのかな笑

美術もすごくかわいくていいなーと思った。レトロフューチャー感溢れる家具やランプがおうちに散りばめられてて、1980年代の人から見た「近未来」をこっちも吸えるような気がして…。

チャリで空飛ぶシーンはやっぱり今の時代に見ると合成感が拭えないけど、反面でE.T.の造形はかなり凄いんだよね。どうやって撮影したんだろう
許された子どもたち

とある地方都市。不良グループのリーダーである中学1年生の絆星は、激しいいじめをエスカレートさせた結果、一人の男子生徒を殺害してしまう。
警察に犯行を自供する絆星だったが、息子の無罪を信じる母親の説得により否認に転じる。少年審判は無罪に相当する「不処分」の決定を下し、絆星は自由を得るものの、世間では激しいバッシングが巻き起こる…

その名の通り、司法上では許されちゃった加害者を主人公に据え、ネットで苛烈化する私刑やその顛末を描いた映画。
すごく重いしキツいけど、めちゃくちゃ面白かった。でもあらすじのとおり、賛否は本当に分かれると思う
#thriller #drama #crime

被害者目線・加害者目線・はたまた第三者目線、いろんな視点に立って鑑賞することができる映画なんだけど、そのどこに立っても抉られる…胸が……
私刑が楽しくなっちゃって正義を振りかざすYoutuber、加害者を呪い続ける被害者遺族、加害者を本気で守ろうとする母親に彼の理解者であろうとする女の子、そしてその中心でずっと世界の流れに翻弄され続ける加害者…!
ホントに色んな人が登場するし、そのどのポジションにも可能な限りカメラを宛がって描いていると思う。

主人公が行ったのは決して許してはいけない鬼畜の所業なんだけど「だからどんな目に遭わせてもいい」と果たして言えるのだろうか…っていうのを、月並みだけど考えさせられるね~…
めっちゃいいなと思ったのは、加害者が自分の罪を認めて反省しようともがく心の動きが終始ずっと伝わってくるところ
今更…って思っちゃうのも、謝罪を受け入れてもらえずに暴れ散らかすのも、わかる…!
そして最終的には開き直りともとれるオチに着地してしまうのが、綺麗な贖罪劇で終わらせるわけにはいかなかったのであろう作り手の意志を感じ、大変ベネだった
主人公は激しい私刑に晒された結果、「更生の機会さえ自らの手で殺してしまう」という罰を受けたんだなーと思った
ギリギリまで彼に寄り添おうと頑張ったヒロインだけが、この作品のマジの唯一の良心だね…

被害者側の描き方もいい、辛い。
後半で被害者側もなぜか世間からバッシング受けてることが判明するんだよね。これは現実でも本当によくあるよな…。
なんで何も悪くない彼らがこんな扱いを受ける羽目になるんだろうな~ 事件とか見ててもよく思うけどさ…
きっかけを生んでしまった主人公が一番の悪であることは前提として、やっぱり私刑はよくない……。
人を痛めつける行為からは何も生まれない、その胸糞や座りの悪さ・もやもやを描きたかったんだとしたら、この映画は大変よくできているなあと思った、個人的にとても好きだった

あとマジで主人公の男の子、すごすぎ!!!本当に不気味で嫌ないじめっ子感が漂ってて。半端ない演技力!!
父親に出来上がった映画見せて「どうだった?」って尋ねたらしばらく口きいてくれなかったってエピソードがあるらしいです笑
この演技力だけでも必見の価値ありだと思う
えんとつ町のプペル

煙に囲まれたえんとつ町。ハロウィンの真っ只中の町に、突如ゴミ人間が現れる。居場所を見つけられず彷徨っていたゴミ人間は、えんとつの掃除屋であるルビッチという少年と出会う。
プペルと名付けられたゴミ人間は、ルビッチが亡き父から教えられた「煙の先に星空が広がっている」という言い伝えを夢見ていることを知る。

キンコン西野のオンラインサロン商法で有名な本作、ついにワイトも鑑賞。
アニメーションのクオリティは知ってたし、声優陣の評価も高かったので、「サロンが悪目立ちしてるだけで、作品のクオリティはそれなりに高いんじゃないか?」って思ってたんだけど、別に普通だったな…
もうちょっと褒めたかった……

前述したとおりアニメの出来は素晴らしく、世界観も魅力的。
声優さんも俳優・女優で固められてるはずの割にはみんなすごく頑張っていたし、
ストーリーも多分悪くはないはず…なんだけど、なんかコメントに困る出来なんだよなぁ~~…

まず感じたのが圧倒的なテンポの悪さ
元々長くはない絵本を1時間半に引き延ばしてると思うんだけど、それならそれでサブキャラの描写を厚くするとかオリジナルエピソードを足すとかもっとやりようがあったはずなのに、
ひたすら「セリフの引き延ばし」で間を保とうとしてる感じがすごく伝わってきて、かえって「スカスカやなぁ~」って印象を受けちゃうんだよね…
今の掛け合いいるか?とか、もっと短くシェイプアップできるだろ、ってセリフやシーンあまりにも多かった…

回想もやたら多いよね…。
亡き父との絆を描きたいのはわかるんだけど、ずーっと同じようなシーンばっかり描いてない!?
様々な回想を挟んでるように見えて、終始「夢を諦めるな!」しか言ってない…。あまりにも、浅い……

キャラクターの深みも別にないなあ…
みんな要約すると同じことしか言わないし。当初はプペルを臭いとか迷惑を被ったって罵倒してたルビッチが急に「友達になってほしい」って懇願してくるのも意味わかんないし…
たいして効果的に働かないセリフを無暗に増やすより、ハイクオリティな画面構成で魅せて、ここぞって時にいいこと言わせる方がよっぽどよかったんじゃないの?と思わざるを得なかった。

骨組みは悪くないと思うんだけど、脚本があまりよろしくない。普通にアンパンマンの映画とか観た方が楽しいと思う
なぜ西野さんは脚本まで自分で担っちゃったのかなあ?
つまんなかったとまでは言わないけど、微妙に期待値のハードルの下を潜り抜けていくような、ギリ虚無い映画だった…
#anime #kids
RSS

or 管理画面へ