movie memo

映画感想を載せる場所

2014年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

アウトレイジ

関東一円を仕切る巨大暴力団組織、山王会。
その傘下である池元組と弱小ヤクザ・村瀬組、配下の大友組が巻き込まれ、血で血を洗う内部抗争が展開されていく。

北野武監督のヤクザ映画。
#violence #suspense #action
とにかくバイオレンス描写に迫力があって、ヤクザの世界観にリアリティと説得力がある。
「全員悪人」というキャッチコピーに嘘はなく、マル暴としてかかわってくる刑事も暴力団と癒着している始末。
俳優陣も軒並み物凄くて、映画全体から裏社会の圧がビシバシに伝わってくる。
騙し合いと裏切り、バンバン死んでいく人たち。ヒリヒリした空気感がたまらない!
ストーリーと抗争の結末もめちゃくちゃ面白かった。

ビヨンドも面白かったけど、私は無印アウトレイジの方が好き。刺激は圧倒的にこっちの方があると思う。

2014年5月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

ギックリ腰で腰を痛めたひろしはマッサージも兼ねてエステの無料体験を受けることに。
しかしそのエステ体験の場で、体をロボットに改造されてしまい…!?

クレしんの中でも評価が高いロボとーちゃん。私は劇場でマジ泣きしました。
正直もうポスターのビジュアルで展開とか全部読めちゃう作品なんだけど、本当の意味での「予測可能回避不可能」が待ってる。わかってたことなのに、どうしても泣いちゃうよ…
しばらくきゃりーぱみゅぱみゅの声だけで泣くようになってしまった。傷つきすぎだろ
#anime #comedy #kids

2014年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

リリィ・シュシュのすべて

中学二年の主人公は、かつての親友にいじめられて窒息しそうな毎日を送っている。
唯一の救いはカリスマ的歌姫リリイ・シュシュの歌声だけ。自らが主宰するファンサイト「リリフィリア」の中にいるときだけが、本当の自分でいられる瞬間だった…。

「窒息しそうな毎日」をうまく描いている作品だと思う。
#drama #suspense
起伏の少ない、けれども陰鬱としたこの映画を視聴していると、自分も一緒に透明な膜の中にずっと閉じ込められているような、生への漠然とした絶望を感じてしまう。
繊細で多感な時期の中学生が感じる鬱屈の生々しさが多分に投影されている。「鬱くしい」という表現が最も似合う映画。

ストーリー性というのは正直あんまり感じられず、冗長に感じる人もいるかもしれない。私も若干退屈に感じる部分もあった。
でもこの映画ならではの独特な閉塞感は唯一無二のもの。リリィ・シュシュ(Salyu)の歌声もすばらしい。
万人に刺さるものではないけど、「リリィ・シュシュが刺さって抜けない」人は確実に世界に一定層いると思える作品。

2014年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

バイオハザード

人気ゲーム「バイオハザード」の実写映画化作品。
研究施設ハイブで目を覚ました記憶喪失の女・アリス。
ハイブに訪れた特殊部隊と施設を調査するにつれ、アリスは衝撃の記憶を取り戻していくことになる。

確か4くらいまで観た記憶あるけど、1がダントツに1番面白い。
#violence #action #horror
手に汗握るハラハラの展開、描かれるゾンビの恐怖、謎が明かされていく展開。
若き日のミラジョボビッチ可愛すぎるし、映画史に残るレーザーサイコロは必見!!

小学生の頃はじめてこの映画を観たんだけど、怖すぎて半年くらい布団から手足を出して眠れなくなった思い出があります。
改めて思うけど「T-ウィルス」と「アンブレラ」の設定はやっぱ魅力的だよね。ゲーム版バイオもすごく好きなんだけど、この映画版は原作とは全く違うキャラクターで展開していきながら、原作にある世界観をうまく活用してオリジナリティを出している。
3以降はほんとに面白くないので観なくていいシリーズだけど、この「1」と、あと「2」も観る価値はあるかな~。
チャーリーとチョコレート工場

世界中で大人気のチョコメーカー、ウィリー・ウォンカ。
彼のチョコレート工場を特別見学することを許された、選ばれた5人の子供たちは、ついに謎だらけの工場に足を運ぶ…

面白いねえ~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!
なんか地上波でやってることが多かったりして昔から何回か見る機会の多かった作品なんだけど、何回見ても面白い。
#comedy #musical #fantasy #kids

外観はとてもファンシーでポップで可愛らしさに満ち満ちてるのに、ヒネまくった展開がまたいいんだよね。
いわゆる「素直に生きていきましょう」的教訓話としての側面も一応備えてはいるんだけど、それにしても子供おびえさせすぎだろ!みたいな笑
もしこの作品を「キュートなファンタジー映画」だと思って視聴してない人がいるのなら、騙されたと思って見てほしい。マジでダークだから

曲がいいよね。オガスタス♪オガスタス♪おデブで意地悪い♪

2013年9月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

キル・ビル

とある暗殺団の元エージェントの女は、4年間の昏睡を経て奇跡的に目を覚ます。彼女は自分の結婚式でかつてのボスと手下たちに襲われ、頭を撃ち抜かれたのだった。
友も夫も、胎内の子も殺された彼女は復讐の旅に出発。殺し屋たちを相手に死闘をくり広げる。

#action #comedy #thriller
面白かった!不思議な魅力にあふれている作品。
外人が考える間違った日本観」をわざとふんだんに投影させていて、片言の日本語が笑えるし、急に挟まる謎アニメ調、アジアンで美しい敵アジトの様子など見所満載。アクションもかっこいい!
金髪の白人美女が刀を振り回し、鎌を持った女子高生と戦うという尖ったセンスは現代でも全然通用しちゃうレベルで先鋭的。

タランティーノ作品はこれしか観たことがないのだけど「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」はチェンソーマンの作者さんも絶賛しているらしいし、「パルプ・フィクション」もいつか観ないとだなあ。
バトル・ロワイアル

BR法。それは恐怖政治を選んだ大東亜帝国で可決された恐怖の法案。
全国から無作為に選ばれた中学の1クラスに、最後の1人になるまで殺し合いをさせるというその狂った法案に選ばれてしまった生徒たちのバトルロワイアルがはじまる。

あらすじいる?てくらい有名な作品。
バトロワが流行りすぎたあまりパロロワ(バトルロワイアルのパロ)のスレが2chにいくつも経っていたというのはインターネット老人の話。
私もバトロワはめちゃ大好きな作品で、小説版も映画版も漫画版も全部読んだ
灯台のシーン、最高!!!!!!!!!!!!!

映画版にフォーカスすると、マジでビートたけしがいい味出してる。
このビートたけし演じる先生は原作や漫画だとそこまで前に出ないポジションなんだけど、映画版はかなりの中心人物に置かれていて、彼の存在がこの映画版バトロワに相当の「メッセージ性」をもたらしていると思う。
いやバトロワにそんなもんいらないんだけど

あと若い頃の藤原竜也とか、俳優やってた時代の山本太郎とか見れる。
#violence #action #thriller #survival

2013年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

永遠に美しく…

誰もが羨む美貌を持った女優。しかし彼女の美貌も寄る年波には勝つことができなかった。
徐々に落ち目になっていく経歴と離れていく夫の気持ちを繋ぎとめるため、彼女は若さを求めて「永遠の命」を手に入れることを決意する。

昔から金ローでやってる往年の名作。めっちゃ好き!
ヒス女VSヒス女のキャットファイト、それに巻き込まれる世界で一番情けないブルース・ウィリス!飛ぶ四肢!生首!シニカルすぎるブラックコメディ!でもグロくない!
メリル・ストリープがめっちゃ可愛い!最後のオチには本来の意味での「失笑」が漏れること請け合い!
#comedy

2011年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

トゥルーマン・ショー

小さな島で保険会社のセールスマンをしている主人公。
平凡で明るい人生を営む彼だったが、ある日人混みの中に死んだはずの父親が歩いているところを見つけ、そこから彼の平凡な人生は大きく急転していくことになる。

「わりと誰でもオチ知ってる作品」の筆頭。(一番はシックスセンスやと思うけど)
一応ネタバレを避けるけど、視点をどこに持つかによって感想が変わる作品になると思う。
切なくなる人もいると思うし、ゾッとする人もいるんじゃないかな。
あるいはこの作品内で描かれた多くの人間のように歓声を上げる人も少なくないと思う。
希望と悪意のどちらも感じ取れてしまう、けれど少なくとも観ている私達を「単なる観客」で終わらせない素晴らしい作品。
いやがおうにもこの作品に巻き込まれてしまう。そういう人はたくさんいると思うし、私もその一人!
不思議な魅力を持っていて、何回でも見たくなる。
#comedy #drama

2010年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

SAW

目が覚めると朽ちたバスルームの中。対角線上に拘束された二人の男、中央には見知らぬ老夫の遺体
果たしてこのバスルームからの脱出は叶うのか?

あの名作「SAW」の第一作目。第一作目にして一番オモロイ。
#horror #violence #crime #suspense
「SAW」といえば「あのグロいデスゲームの映画」という印象が強いと思うけど、初代SAWはそんなにグロくないのでわりと安心して見られる(軽いだけで痛いシーンはちょっとあるのでそこは注意)

低予算映画としても有名な本作なんだけど、無駄がなくて先の気になる展開、「え!~?!?!?!?!?!?!?!?!」と犬神家になること請け合いのどんでん返しまで完備。ガチ名作。
あのエンディングと、同時に流れる「Hello,Zepp」を同時に食らったら、思春期のオタクは全員たまらず「ゲームをしよう」と持ち掛けてくるデスゲーム主催者にあこがれるに決まってる。私のことです。
「どんでん返し」という単語を流行らせた立役者的存在でもあるんじゃないかな。
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