movie memo

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クローゼット

母を交通事故で亡くしたトラウマに悩まされる一組の父娘。
親子関係を改善するために新居へ引っ越す二人だったが、そこで様々な怪奇現象に悩まされることになる。
やがて行方不明になってしまう娘。万策尽きた父の前に現れたのは、怪しげな祈祷師の男だった。

洗練されたビジュアルから繰り出される手垢付きまくった古典的ホラー
ビジュアルは美しいのに演出はチープ。私はだいぶ退屈に感じてしまって面白いとは思えなかったけど、こういう古典ホラーが好きな人はたまんないのかもしれない…?
#horror

ほんとに画作りはとてもきれいで、韓国らしい美意識を感じた。
じっとりホラーを期待するより祈祷師悪霊退散アクションを想像して見た方が楽しめるかなあと思う。物理で解決するし

あとシーンシーンがぶつ切りで、色々な展開が唐突に感じちゃうのもちょっとマイナスだった。話自体はスキなくしっかり作られてるのがわかるんだけどなぜ脈絡なく感じてしまうんだろう…

そしてこれは価値観の問題かもしれないんだけど、家族のために身を粉にして働いているお父さんが、虐待を行う親と同列の罪だと語られるのもなんか個人的には…あんまり納得できなかったな…。
「仕事での成功を追い求めすぎた結果、娘を疎ましく思う」という気持ちが罪なのだ、って理屈はまあわかるし、子供が傷ついている結果は変わらないっていうのも分かるんだけど、じゃあ子育ての中でつい子供に苛立ってしまう人として当然の心の揺れ動きも罪なんか?って思ってしまうな…畳む

いや理屈はほんとわかる わかるんだけどね
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